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2010年11月11日 (木)

『その日の前に』重松清&『走る意味』金哲彦

全く違うカテゴリーの本だが、テーマがつながっている本をたまたま同時期に読み終えました。

一つは重松清さんの『その日の前に』。

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その日というのは癌で死ぬ日のこと。短編集ですが、その短編同士が最後の方でつながっているのがミソ。この本で癌を告知される人たちは、ほぼボクと同世代の人たち。その時人間はどういう行動に出るのか?残された家族は何を考えるのか。ボク自身も自分ならどうするだろうと考えて読みました。

もう一つは金哲彦さんの『走る意味』。

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最近金さんはランニング本をたくさん出されているので、少しうんざりしていました。かつて、『ランナーズ』の“サブスリー道場”では大変お世話になりましたが・・・・。でもこの本はそういうランニングのノウハウ本ではなく、金さんの伝記みたいなものでした。

さて、この本も前掲の本と同じく図書館でたまたま置いてあったのを借りてきたモノで、別に特別な期待はしていなませんでした。しかし、読んでいくうちに、金さんのランニング人生に引き込まれていきました。

特に、2006年癌を告知された所は、前掲の『その日の前に』と同じテーマ=死について、を考えてしまいました。金さんも告知されたのは40歳代。子どもも妻もいます。そういう意味で今回、同じ時期に偶然読んだ2冊の本は、自分の“死”“家族”などについて考えさせられました。

『走る意味』のなかで印象に残った場面。

金さんの最後の高校駅伝でのシーン。

「三年間の苦労、春先に貧血になって悔しい思いをしたこと、そして、一緒にがんばってきた仲間の思いをすべて心に秘めて、全力で追いかけました。」

結果は2位で都大路を走ることはできなかったのですが・・・・。ボクももう一度春先のこと思い出してレースに臨みたい。

早稲田大学の競走部での取り組み。

「20㎞などの長い距離の種目というものは、トレーニングをやればやるほど持久力がつきタイムがのびます。5000mや10000mなどのトラック競技では、ラストスパートのスピードがある選手が有利、私のような無名選手はどうやっても勝てません。しかし、そんな私でも、長い距離だったら地道な努力で勝てるということを、競走部のトレーニングで悟りました。そして、積極的に長い距離を走るようにしました。長い距離を走る重要性に気づいてからは、走り込むことに照準を当ててがんばりました。」

その結果、金さんはインカレの30kmなどのタイトル、箱根の5区で区間記録を樹立していく。

ボクはスピードが無いランナー。でも走り込むことでフルマラソンの記録にチャレンジしていこうと思っています。そのやり方は基本的には自分に合っていると思いますが、金さんもそうされてきたというのを読んで安心しました。

本日も早朝にジョグを9kmほど。先日から気になっている鵞足はだいぶんましですが、足の甲はまだ違和感有り。杞憂で終わってくれると良いのだが・・・・。

福岡国際マラソンまで一ヶ月を切りましたが、この時期、いろんな意味で神経質になります。

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