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2011年7月 9日 (土)

『終わらざる夏』 浅田次郎

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amazon紹介文より

1945年8月15日――戦争が、始まる。

稀代のストーリーテラーが挑んだ物語の舞台は、玉音放送後に北の孤島・占守島で起きた「知られざる戦い」。日本を揺るがす新たな戦争巨編、ここに誕生!!


「占守=美しい島」で起こった悲惨な戦いを通じ、戦争の真の恐ろしさ、生きることの素晴らしさをうったえる感動巨編。
終戦65周年の夏、誰も読んだことのない、新たな戦争文学が誕生します。

西洋文化あふれる華やかな東京の翻訳出版社に勤める片岡は、いずれ妻とひとり息子とともにアメリカへ移住するのが夢だった。しかし、第2次大戦開戦により息子・譲を疎開し、片岡は妻・久子と東京に残ることに。理不尽な言論統制下で、いつかは人間本来の生の美しさを描いたヘンリー・ミラーの『セクサス』を翻訳出版するのだと強い信念を抱いていた。

そんな彼に、赤紙が届く。陸海軍の精鋭部隊が残留している北海道北部の占守島に米軍上陸の危機が噂されるなか、大本営の作戦本部は、敗戦を予見していた。そこで、米軍との和平交渉の通訳要員として、秘密裏に片岡を占守に運ぶ作戦が立てられたのだ。粉飾のため、2人の「特業」要員も召集された。地元・盛岡の貧しい人々のため働いてきた志高き医学生の菊池、熱河作戦と北支戦線の軍神と崇められた車両運転要員の鬼熊である。

上巻では、3人の占守島への旅を軸に、焼け野原の東京、譲の疎開先、鬼熊らの地元・盛岡の農村など、様々な場所でのそれぞれの「戦争」を、多視点で重層的に描いていく。

図書館で何気なくとった本。確か昨年の夏「報道ステーション」で著者が出演していて、この本のことを紹介していたような記憶があったので、とりあえず借りてみることにeye

しかし、浅田次郎氏の作品は今まで読んだことがない。『鉄道員』が映画になったということぐらいしか知らなかった作家。

だが、読んでいくうちに濃厚(?)な世界に引き込まれて行った。最近どっちかというと“軽い本”ばっかり読んでいたので、中々読み応えのある文章&内容だった。文章中に、最近あまり使わなくなった言い回しや、言葉がところどころちりばめられているのは、読んでいて心地いい。

例えが少し飛躍するかもしれないが、”三島由紀夫”っぽい言葉の使い方のような気がした。

内容はボクの知らなかった、もう一つの66年前の戦争だった。今まで、旧ソ連が終戦直前に満州を攻めてきたことはよく知っていたが、北方領土の最北端=占守島でどんなことが起こっていたのかは恥ずかしながらあまりというか全く知らなかった。浅田さんはそこにスポットライトを当てて、戦争というものを描いている。いろんな立場で戦争にかかわった人たちが出てくる。改めて戦争とそれに翻弄された人々の様々な人生を知った。

本日の早朝ジョグ20km。走り込みということで距離を伸ばしたが、最後のほうは集中力が切れた。そして、腹も減ってきた。まだまだ走り込みの体になっていないのを実感。

昨日で梅雨が明けたということで、雨に心配なく走れると思うが、どうも気持ちが・・・・・coldsweats01

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