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2012年5月11日 (金)

『未踏峰』 笹本稜平

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amazon 紹介文より

ここで逃げたら、
死ぬまで人生から逃げ続けることになる――

ハンデを背負った三人の若者と、未来を手放した伝説の登山家。
運命の出会いが、「祈りの峰」への扉を開く。
ヒマラヤを舞台に、人間の希望を描く感動長編!

初めて読む作家の本。山岳小説ということで手に取ってみた。
新田次郎氏に比べればリアリティに欠けるが、描かれている3人の人物には今の社会らしい設定か?

アスペルガー症候群の女性。知的障害を持つ青年。派遣労働者。3人が山小屋の主人の導きでヒマラヒヤの未踏峰の山に挑む。ただその未踏峰の山は標高が高いわけでも、有名な山でもない。

山小屋の主人は不慮の事故で亡くなるが、次のような内容の遺書を3人にしたためている。

中略・・・初登頂の栄誉は、登ったものの胸の裡だけに刻まれる。本来すべての登山がそうあるべきだ。いや人生そのものがというべきかもしれない。
死は誰にでも平等にやってくる。この世での成功も失敗も、そのときすべてがリセットされる。結局得るものもなければ失うものもない。
だから人は夢を見る力を授かった。君たちも私も夢を見るべきだ。そして、その夢は、できるだけ欲得から遠いものがいい。生きているという、ただそのことを喜びに変えられるような。(後略)

著者の『還るべ場所』という作品の評価がいいようなので機会があれば読んでみたい。

本日の早朝ジョグ12km。
今日も寒い。なかなか身体が温まらない。とにかく日曜の市島までに疲労を抜くことに専念。

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コメント

「人はオギャーぁと生まれた瞬間から死へ向かう列車に乗るんや」と
幼いころから私の父がいつも語っていました。
幼いながらも理解していたつもりで、今もこの職に就いてそう理解できています。

今日主人の祖母が亡くなりました。96歳だったかな・・・・
明日葬儀です。
子供たちにとってはひいばぁちゃんです。
人が死ぬということを話しています。「ちゃんとひいばぁちゃんのようにおばあちゃん・
おじいちゃんになって死ななければいけない。若くで死ぬものではない。
ちゃんとおばぁちゃんになれるように自分の体や命は大切にしなければならない」
と話しました。ゲームのように生き返ると思っているようでは困りますからね。
子供たちに「死」を教えることは難しいです。なかなかうまく伝えられないです。

マーチさん

この度はご愁傷様です。
多分、お子様たちはなんとなくかもしれませんが、解っていると思いますよ。
なかなか“死”が身近に感じることができない時代かもしれませんね。

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