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2012年6月20日 (水)

読書の千本ノック

毎日新聞の2012年06月12日の夕刊に上記のタイトルのコラムが載っていた。非常に印象に残ったので備忘録として残しておこうと思う。

 アスリートの「勝負強さ」って何なのだろう。ここぞという場面で活躍する選手がいれば、チャンスに限って力を発揮できない選手もいる。持って生まれた運なのか、ずっと不思議だった。

 石川県の星稜高校に野球部名誉監督の山下智茂さん(67)を訪ねた時のこと。「野球は人間がやるものだから、心がしっかりしていないとプレーに表れる。ところで人間性を豊かにし、精神力と忍耐力を同時に高める指導法がある。何か分かりますか?」という。答えは「読書」。だから、野球部員にいつも「本を読め」と指導する。

 山下さんの“読書の千本ノック2件”を、まともに受けて立った高校球児がかつていた。山下さんはこの生徒のために3カ年計画を立て、定期的に書物を手渡し続けた。最初は日本や世界の歴史書。続いて国内外の教養書。福沢諭吉、二宮尊徳、アリストテレス……。過酷な野球練習の後も、生徒は片道1時間の電車通学を利用し、本を読み続けた。山下さんは振り返る。「彼、松井秀喜君は、僕が知る中で最も本を読んだ高校生です」

 今もこの大リーガーの周囲には読書の水先案内人がいる。筆頭は作家、伊集院静さん。「書物が人を勇気づけることを知っている稀有(けう)なプロ野球選手」と称賛する。郷里では山下さんと松井選手の父昌雄さんが本を選び、年に1度の帰省を心待ちにする。今年、山下さんはカーネギーの自己啓発書、昌雄さんは孫正義氏の著作を手渡した。

松井選手は高校生の頃から、皆がなぜ自分のためにその本を選んだのか、人々の思いごと心の深いところで受け止め、一冊一冊を自分の血肉としてきたのだろう。彼がここぞという試合で本塁打を打てるのは、書物で“心の筋肉”を鍛えてきたからなのかもしれない。

ボクも一応、趣味として、そして生業も含めて本をよく読む。かつて星稜高校球部監督の山下智茂さんの本も拝読した。たしかタイトルは『心が変われば』だったと思う。いい本だった。

「人間性を豊かにし、精神力と忍耐力を同時に高めるのが読書だ」というのにも共感した次第。ボクも山下監督の教えに従ってこれからも読書に励んでいきたいものだ。


本日の早朝ジョグ14㎞。
昨日の雨でグラウンドはぬかるんでいたが、何とか土の上で走ることができた。しかし、また明日も雨ですか?!!!!。

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