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2012年11月13日 (火)

『少しだけ欠けた月』 重松 清

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amazon 紹介文より

静かな、静かな、ひとりぼっちの月。ぼくたちは明日から、もう家族じゃない。澄んだ光に満ちた秋が、かけがえのない時間を連れてくるものがたりの歳時記―「秋」の巻、12編。

大人になるということがどういう事なのか、をしみじみと考えさせられた作品。


『風速四十米』

老いた父が痴呆症になっていく。幼い頃は虫やお化けにおびえて、父に「びいびい泣くな」と叱られた主人公。その頃は力強く、頼もしかった父の姿が変わっていく。

40を過ぎた主人公に怖いものが全部消えてくれたわけではない。それはただ、怖いのもの種類が変わってきた、というだけなのだ、と言う。僕はいま、将来が怖い。大人になった僕は、もう怖さに負けて涙を流したりはしない。ただ、途方に暮れるだけだ。


『ウイニングボール』

居酒屋に勤めるフリーターのツル。店の常連の人達がつくる野球チームに参加することとなる。そこでの経験でツルが大人になっていく。

チームのノブさんがツルに「まじめに働くってのと、必死こいて働くってのは、似ていてるようで違うんだぞ。(略)仕事っていうのは・・・・」
それに対して、ノブは後にツルさんに“必死とまじめの違い”を話す。
「まじめだけを考えるなら人間よりロボットのほうが上かもな。でも、人間には必死になる力がある。どういうことかっていうと、なにかのためにがんばる力ってことだ」

もう一つ。若いツルが言わなくてもいいことを口にしてしまった時に「まあ、アレだ、大人にはさ、わかってても言わないことがあるんだよ、うん。言ってもつらくなるだけなら、言わないほうがいい、そうだろ?」

ついつい失言してしまうボクはまだ子どもか?


本日の早朝ジョグ15㎞。

 

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