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2014年8月 1日 (金)

『仏果を得ず』 三浦しをん

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amazon紹介文より

高校の修学旅行で人形浄瑠璃・文楽を観劇した健は、義太夫を語る大夫のエネルギーに圧倒されその虜になる。
以来、義太夫を極めるため、傍からはバカに見えるほどの情熱を傾ける中、ある女性に恋をする。芸か恋か。
悩む健は、人を愛することで義太夫の肝をつかんでいく―。若手大夫の成長を描く青春小説の傑作。

文楽は門外漢のボク。でも、やはり教養としてどんな世界かは興味がある。その世界を垣間見たく手に取った本。

やはり三浦しをんさんの文章は読みやすく、かといってまったく平易な文章だけでなく、知性が問われる言葉が多々ある。タイトルの「仏果を得ず」は当然仏教用語。仏果とは「仏道修行の結果として得られる、成仏という結果。」らしい。つまり、「仏果を得ず」は、「修行をしていても、未だ悟りの境地に達していない」という意味。文楽に打ち込む健だが、まだまだ未熟者で修業は続いていく、ということだろう。

文楽の奥深さを知るとともに、話の展開の中で恋愛も絡んでいて、主人公の健が芸の道を邁進するべきか、恋をすべきか葛藤するところも見どころであり、ちょとほっこりする場面。

そのなかでも、「世話物(文楽の一種のジャンル)の主人公の男の一番魅力的な部分はなんだと思う」と三味線弾きの兎一郎が健に問う。
健:「人間関係の切迫感でしょうか」
兎一郎:「解説書じみた説をありがとう」
健:「・・・優しさですかね」
兎一郎:「馬鹿か、きみは」

さて、男の魅力とは???。是非一読あれ。


本日の早朝ジョグ20km。

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