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2015年4月 6日 (月)

『女のいない男たち』 村上春樹

Photo_2

amazon紹介文より

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」から1年、 村上春樹、9年ぶりの短編小説集。 表題作は書下ろし作品。

以前エントリーした「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」から一年ぶりの村上作品。しかも久しぶりの短編集ということで期待も大きかった。図書館のリクエストで順番待ちでようやく回ってきた。

収録されているのは6編。タイトル通り主人公の男性はいずれも妻や恋人を失った、女のいない男たちだ。

ある男は、同じく俳優の妻が共演した男と定期的に寝ていることに気づいていながらも知らないふりをして円満な夫婦を演じる。

ある男は、親しくしていた同僚と妻が自宅で寝ている現場を目撃して家を出、会社も辞めてバーテンダーをしている。

彼らは言う。
「彼女をいつか失ってしまうかもしれない。そのことを想像すると、それだけで胸が痛んだ」
「おれは傷ついている、それもとても深く」

愛するってなんなんだろうか??村上春樹作品らしい重厚な、そして難解な問いかけ。結論は分からなく、モヤモヤ感が残るが、そこがまたイイのかも。

そして相変わらず表現が村上作品らしい。

上述の男性俳優が浮気相手の俳優に会った時の印象が

「それにしてもずいぶん感情の読み取りやすい男だ。・・・両目をまっすぐのぞき込んだら、向こう側まで透けて見えてしまいそうだ。屈折したところも、意地の悪そうなところもない。夜中に深い落とし穴を掘って、誰かが通りかかるのを待つようなタイプではない。」

そして、その男がなぜ妻と浮気をしたのか理解できたか?という問いかけに

「理解できなかったな。彼が持ち合わせていて、僕が持ち合わせていないものは、いくつかあったと思う。というかたぶん、たくさんあったんだろうと思う。でもそのうちどれが彼女の気持ちを捉えてのか、そこまではわからない。僕らはそんな細かなピンポイントのレベルで行動しているわけじゃないから。人と人が関わり合うというのは、とくに男と女が関わり合うというのは、なんていうか、もっと全体的な問題なんだ。もっと曖昧で、もっと身勝手で、もっと切ないことだ。」

お酒についての考察も面白い、というか腑に落ちる。

お酒についての世の中には大きく分けて二種類の酒飲みがいる。ひとつは自分に何かをつけ加えるために酒を飲まなくてはならない人々であり、もうひとつは自分から何かを取り去るために酒を飲まなくてはならない人々だ。

本日の早朝ジョグ8km。

昨日のダメージチェック。それほどダメージはないが、天気が気になる・・・・。雨が降るのか、降らないのか?ハッキリしてほしいですね。

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