2020年5月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
フォト
無料ブログはココログ

« 第48回 いなみ新春万葉マラソン大会 | トップページ | 第28回 高槻シティハーフマラソン »

2020年1月 7日 (火)

今井むつみ 『学びとは何か』

 

Photo_20200107165101

 

amazon紹介文より

「学び」とはあくなき探究のプロセスだ。たんなる知識の習得や積み重ねでなく、すでにある知識からまったく新しい知識を生み出す。その発見と創造こそ本質なのだ。本書は認知科学の視点から、生きた知識の学びについて考える。古い知識観―知識のドネルケバブ・モデル―から脱却するための一冊。


ボクの仕事に関連する内容の本だろう、と思い手に取ってみた。しかし、それ以上にボクの趣味のマラソンの練習の取り組みに関して胸にストンと落ちる場所がありました。以下、本文より引用。


練習の質
ただ時間をかければよいわけではない。エリクソンたちは練習時間と達成度の関係を調べただけでなく、練習の質についても調査を行った。アマチュアレベルの人たちは楽しみのための練習をする。それに対して、達成度の高い熟達者たちは、練習を楽しみではなく、向上のために行っている。
誰もが本番では集中して必死になる。しかし、練習でどれだけ必死になれるだろうか。エリクソンによればアマチュアレベルの人と達成度の高い熟達者との間の著しい違いは、練習中の集中度だ。達成度の高い熟達者の練習は高い集中度を保つため、メリハリをつける。集中度が落ちてくると休み、集中力が低下したまま、むやみに練習をつづけることはしない。一流の熟達者は極度に集中し、考え抜いた練習を、後に支障がないように持続できる最大の時間、行っているのである。
(中略)
ほんとうに必要な集中力というのは、明日までに何かを仕上げる、時間制限の中で集中できるということだけではなく、集中力の緩急をつけて、困難な問題を途中で投げ出さずにやりぬくために、集中力のコントロールができることだ。


集中力の訓練
実際、プロ棋士の羽生善治さんは、集中するために「ぼんやりする時間」を極力つくると著書に書いている。ご本人に直接聞いたことだが、運動選手がウォームアップをするように、簡単に解けるような詰将棋と難しい問題を織り交ぜながら集中力を高めていくそうである。
羽生さんは10代のころ、江戸時代につくられた非常に難しい詰将棋の問題に取り組んでいたそうだ。一問解くのに何ヵ月もかかる。考えはじめて、考えても考えても答えが出せず、あきらめる。別の日に考えはじめ、またあきらめる。それを繰り返しているうちに、ある日ふと光が見え、一気に答えに至る。この訓練が集中力のコントロールに非常に役立ったそうだ。
一時の数時間の集中力だけが大事なのではない。プロ棋士の島朗さんも著書の中で、自分の懸案の局面で最善の方針を見つけたいとか、他の棋士の指した手の真意を見つけたいなどの大きなテーマに取り組むときには、何週間、何ヵ月がかりで「わからない状態」を抱え、熟成させなければならない、と著書に書いている。
超一流の達人になるために求められる資質とは、ほんとうに考えに値する困難な問題を何ヵ月も、事によっては何年も、あきらめずに追いつづけられる耐久力だ。真の達人は上達のために考え抜いた練習を毎日長時間行っている。その時に長期間にわたる---ことによったら生涯にわたる---集中力を保つための工夫もいろいろ考えているのだ。

幼少のころから能力を発揮し、「天才」と呼ばれた人たちの自伝や様々な資料をもとにした研究の中には、天才たちの特徴は能力的なものよりむしろ、性格的なものであることを示しているものがある。のちに天才と呼ばれた人たちは、音楽にせよ、絵画にせよ、その分野で小さいときから極度なモチベーションを示すことが普通である。そういう「意志の強さ」を才能と呼ぶこともある。羽生善治さんは才能について問われると、「ひらめきやセンスも大切ですが、苦しまないで努力を続けられるということが何よりも大事な才能だと思いますね」と答えている。

 

 

マラソンの練習はとてつもなく長い時間の積み重ねだと感じています。練習の質や羽生さんのコメントはマラソンも他のことも同じ要素があるのだと再認識した次第。

「苦しまないで努力を続けられるということ」は確かにマラソンの練習を取り組むにあたって非常に大切な要素だと思う。やっぱりレースも練習も楽しみながら長く続けたいですね!!



本日の早朝ジョグ9㎞。雨が降る前にジョグは終了ましたが・・・・・。天気予報は外れました。

別府への旅行代金の振込完了しました。いよいよだな、という感じで気持ちが少し引き締まりました。

« 第48回 いなみ新春万葉マラソン大会 | トップページ | 第28回 高槻シティハーフマラソン »

読書」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 第48回 いなみ新春万葉マラソン大会 | トップページ | 第28回 高槻シティハーフマラソン »